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生息地ポテンシャルマップ作成プロジェクト
生息地ポテンシャルマップとは
生息地ポテンシャルとは、様々な生き物が生息できる環境として、条件がどれだけ整っているか、という「適性」を数値化したものです。
私たちの住む地域のどのエリアのどんな環境に、どんな生き物が生息できるか、ポテンシャルを地図上に可視化(マップ化)します。
そうすることで、私たちの身近にどのような生き物たちが共に生きているのか、どのエリアに棲み分けしているのか、またエリア間で生き物の交流があるのか、など、地域の生物多様性や生態系について、様々なことが分かります。




多様な生き物を守る

気候変動を抑える

心のよりどころを作る

災害から地域を守る

水資源を守る

学習の機会を作る
地域の生物多様性を知る意味
地域の生息地ポテンシャルを知ることは、単にそこに住む生き物がどれだけいるのかを知る、というだけには留まりません。
多くの生き物が住む豊かな自然環境は私たち自身の生活や社会に、様々な機能(※生態系サービスといわれます)を提供してくれます。左図は代表的なサービス項目です。
我々が住む地域の生態系サービスのポテンシャルを知ることで、より豊かな環境や社会を形作っていくためのヒントを得ることができるのです。
実証例
堺市南部丘陵緑地
企業緑地と周辺保全区のネットワークを評価

企業緑地
市主催の保全活動エリア
蛾類 移動
蝶類 送粉
甲虫類 食草
蜂類
その他


植物:カラスザンショウ
昆虫:ナミアゲハ



植物:ススキ
昆虫:ヒカゲチ ョウ
植物の種類によって訪れる昆虫の種類が異なる
植物を中心としたネットワーク
都市部の
エコロジカルネットワークを可視化



